あなたの家を守る「屋根」について素朴な疑問に答えます

屋根ってメンテナンスが必要なの?

ここ数年、中古住宅のリフォームやリノベーションが増えています。これからは、1度建てた住宅を長く大切に維持していく傾向にあるようです。
マイホームを長持ちさせ、いつまでも快適に暮らすには定期的なメンテナンスやリフォームが欠かせません。どの建物も経年によって劣化していくからです。特に、屋根の工事は建物の劣化を防ぐ上で重要になります。
そういわれても、本当にメンテナンスとリフォームが必要なのか、またどのような工事をすればよいのか、疑問に思われる方もいるでしょう。そこで、今回は屋根工事にまつわる素朴な疑問にお答えします。

屋根工事にまつわる素朴な疑問と回答

Q1:どうして屋根のメンテナンスやリフォームが必要なのですか?また、どのような工事をするのですか?
A1:屋根には雨水から家を守るという重要な役割があります。どのような屋根材でも、長い間風雨や紫外線にさらされるうちに、防水性能が失われていきます。防水性能を維持するために、工事の時期は屋根材により異なりますが、何年かに1度は塗替え工事が必要です。また、破損した部分の補修や寿命が来た屋根は葺き替え工事をします。

Q2:なぜ、定期的にメンテナンスするのですか?いま、雨漏りしていなければ、何もしなくてもいいのでは…。
A2:雨漏りが起きるのは、すでに雨水が建物内部に浸入しているからです。屋根だけでなく下地や構造にまでダメージがおよんでいる可能性があります。そうなると、大がかりなリフォームが必要になり、費用も高額になります。
このようなトラブルを防ぎ、家を長持ちさせるために、定期的なメンテナンスが必要なのです。

Q3:メンテナンスや葺き替えのタイミングを教えてください。
A3:屋根材の種類によって異なります。主な屋根材のメンテナンス、葺き替え時期の目安は次の通りです。
・瓦屋根 メンテナンス:随時漆喰のチェックが必要 葺き替え:約40〜60年程度
・スレート屋根 メンテナンス:約10年で塗替え 葺き替え:約20〜25年程度
・金属屋根 メンテナンス:約10年で塗替え 葺き替え:20〜30年程度※
 ※定期的な塗替えにより葺き替えが不要になることも。
  ガルバリウム鋼板では20年程度メンテナンスフリーの素材も登場している。

※建物個別の条件により実際の状況は異なる場合があります。

Q4:金属屋根にはどのようなものがありますか?
A4:金属屋根を素材別に分類すると、主なものとして、トタン、ガルバリウム鋼板、ステンレス、銅があります。トタンは安価ですがこまめなメンテナンスが必要で、耐久性に優れたステンレスや銅は非常に高価です。近年、耐久性の高さとコストパフォーマンスの良さから注目されているのがガルバリウム鋼板です。

将来のことを考えて屋根材を選ぼう

以上のQ&Aを通して、屋根工事の必要性をおわかりいただけたかと思います。工事にはそれなりの費用もかかるので、資金の計画も大切ですね。コストを考えると、屋根材によってメンテナンスのタイミングが違うので、その選択も大きなポイントになります。
やはり屋根材として注目なのはガルバリウム鋼板などの金属です。金属は錆びるという古くからの発想を転換する新技術が、新しい世界観を生み出しています。施工もしやすく耐震性などにも優れ、もちろんサビにも強い。フッ素樹脂を含んだ塗料を塗った塗装鋼板なら長年にわたりメンテナンスの必要がありません。
いつ、どのような工事をするかは屋根材により違ってきます。長いつきあいになる屋根ですから、将来のメンテナンスのことも考えて屋根材を選びたいものですね。

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