住まいにとって意外と大事な雨どいはガルバリウム鋼板がおすすめ

雨どいが大切な理由

戸建住宅の屋根や外壁は住まいを雨風から守る大切な部分です。それとともに、雨水から家を守るために大きな役割をしているのが雨どいです。雨どいには屋根の付属品のようなイメージがあるかもしれませんが、十分に機能していないと住宅そのものを傷め、耐用年数を縮める恐れがあります。

雨どいの役割は建物に降った雨水を集めてスムーズに地面の排水口に流すことです。雨どいがなければ、屋根に降った雨水は軒先から滝のように流れ落ち、軒先や軒裏から建物内部に侵入する可能性があります。屋根から地面に落ちた雨水は水たまりとなり、建物の基礎部分から侵入することも。

雨水が建物内部に侵入すると基礎や構造部分の腐食を招く恐れがあるので、これを防ぐために、雨どいは欠かせないものなのです。特に、近年増えている軒やひさしの出が小さいデザインの建物では、雨どいはとても大切です。

雨どいの構成と仕組みを知ろう

ここで、一般的な住宅の雨どいのパーツと仕組みについて知っておきましょう。

・軒とい:屋根からの雨水を受けるために、軒先に沿って横方向に取り付けるとい
・縦とい:軒といで集めた水を地上の排水口へ流すために、壁に縦方向に取り付けるとい
・集水器:軒といで集めた水を縦といへ送る、軒といと縦といの接合部分
・継手(つぎて):とい同士をつなぐ部品。軒とい、縦とい用にそれぞれ、軒継手、縦継手がある

軒といは軒先に、縦といは壁に、それぞれ金具で固定され、軒といからスムーズに水が縦といへと流れるよう、勾配(傾斜)をつけて設置されます。

耐久性に優れるガルバリウム鋼板の雨どい

屋外で住まいを守る雨どいには、耐久性や耐候性が求められます。材質によって性能が違ってくるので、新築や外装リフォームのときには、丈夫なものを選びたいですね。現在、最も多く普及している雨どいは塩化ビニール(塩ビ)製のものです。
塩ビ製の雨どいは組み立てやすく価格もリーズナブルですが、寒暖差によって伸縮し、紫外線により劣化します。塩ビ製雨どいの耐用年数は、環境にもよりますが、全面取替えの目安が7、8年といわれています。

これに対し、近年注目を集めているのが、金属素材の1つであるガルバリウム鋼板の雨どいです。 ガルバリウム鋼板は金属でありながら、サビに強く、屋根材や外壁材としてもよく使われています。塩ビ製よりも価格は高くなりますが、塗装済みのガルバリウム鋼板の雨どいは屋根や外壁同様に耐久性が高く、加えて、寒暖差による伸縮や変形が少なく、耐候性にも優れています。

デザイン性も考えるなら

加工性も良く、フレキシブルに成型できるガルバリウム鋼板の雨どいはスタイリッシュなデザインが多く、製品によっては色数も豊富です。雨どいは建物のアウトラインに沿うように設置するので、家の外観上、意外と目立つもの。機能に加えて、デザイン性にもこだわりたいなら、雨どいはガルバリウム鋼板製がおすすめです。 屋根や外壁にガルバリウム鋼板を使用するなら、雨どいも同じ素材にしておけば、メンテナンスやリフォームを同時期にできます。

機能、デザインともに雨どいは住まいにとって大切であることをおわかりいただけたでしょうか。新築や外装リフォームの際には、雨どいについても設計者とよく相談してくださいね。
また、雨どいは耐用年数が過ぎていなくても、変形や割れ、継ぎ手のはずれなどの症状があれば、修理や交換が必要です。その場合は、外装の専門業者に相談しましょう。

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