今どきの住宅の外壁はサイディングが主流? サイディングの種類を知っておこう

外壁サイディングってなに?

家を建てたり、外装のリフォームをすることになったら、屋根や外壁にどのような材料を使うかが大きなポイントになります。材料によって建物全体の外観イメージが大きく変わりますし、その後の維持メンテナンスの仕方も違ってくるからです。

特に、外装の面積の多くを占める外壁は家の表情を形づくるものといえます。したがって、外壁工事のときには、おしゃれな表情づくりができて美観が長持ちする材料を選びたいですね。戸建住宅用の主な外壁材には、塗り壁のモルタルやタイルなどがありますが、サイディングについて耳にしたことがおありでしょうか?

サイディングとは、工場で量産されるボード状の外壁材です。均質な仕上がりで、現場での施工がしやすく工期が短くて済むことから、現在では多くの戸建住宅に用いられています。また、ひと言にサイディングといっても、主原料によっていくつかの種類に分けられ外観や特徴が異なります。

今回は、戸建住宅の外壁材の主流になりつつある、外壁サイディングの種類についてお伝えします。

サイディングの種類を知っておこう

住宅に使われる外壁サイディングには、主に次のような種類があります。

<窯業系サイディング>
セメントと繊維を主原料にして高温・高圧で成形したもの。耐震性や耐火性、遮音性にすぐれ、最近では、住宅用の外装材として最も多く採用されています。価格とデザインのバリエーションが豊富で、天然石のような風合いのものやタイル調、レンガ調など、さまざまなテクスチャーや質感のものがあります。ボードの厚さにもバリエーションがあり、厚さが増すほど価格は高くなります。
メンテナンスについては、表面の塗装の塗り替えとパネルどうしのすき間を埋めるシーリング材の打ち換えを定期的に行う必要があります。その時期は新築から7〜10年が1つの目安になりますが、グレードにより異なり、20年間メンテナンスフリーの製品も登場しています。

<金属系サイディング>

ガルバリウムやアルミなどの金属板に塗装やエンボス加工によるラインや模様を施し、断熱材で裏打ちした外壁材で、ガルバリウム鋼板製のものが主流です。断熱工事が同時に済むので、工期が短く施工性にすぐれています。非常に軽量なため耐震性が高く、断熱性、防水性にもすぐれ、ひび割れや凍害が起きにくく寒冷地でも使えます。カラーバリエーションが豊富で、加工性の高さからさまざまなエンボス加工が可能。シャープでモダンなデザインに向いています。
定期的に塗り替えとシーリング材の打ち換えが必要ですが、グレードや加工によっては15〜20年の長期にわたりメンテナンス不要の製品もあります。

<木質系サイディング>
天然木を塗装して、または無塗装のまま使ったサイディングです。断熱性が高くナチュラルな木の風合いが魅力ですが、防火/準防火地域では、防火処理を施したものしか使えません。他の外壁材と組み合わせて外装デザインのアクセントとして使うこともあります。
塗装タイプは、5年を目安に塗り替えが必要です。

外壁サイディング選びでは、建物の外観イメージをどうしたいかがポイントの1つになりますが、地域によっては規制や気候などの条件により、使える製品が限られる場合があります。また、コストの面も大切ですが、初期費用が低いとメンテナンスのサイクルが短くなりがちです。このように外壁工事にはいろんな要素がからむので、設計者や外装業者とよく相談してくださいね。

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