木造住宅の地震対策!〜ツーバイフォー、在来工法ともに大切なこと〜

地震対策は耐震補強だけじゃない?

日本で安心、安全な住まいづくりを考えるとき、非常に重要になるのが地震対策です。現在では、何らかの対策を施しているお宅は少なくないと思います。とはいえ、「わが家は地震に強いツーバイフォーだから」、「うちは耐震補強を済ませているから」といっても、地震が来た場合に大丈夫とはいい切れません。特に木造住宅の場合は、耐震補強をしていても、適切にメンテナンスや補修がされていなければ、耐震性が低下することがあるからです。

日本の木造戸建住宅の建て方は、主に在来工法かツーバイフォーになりますが、その違いに関わらず、雨漏りや結露、シロアリが発生すると、構造や土台の腐食、蟻害(シロアリによる食害)につながることがあります。そうなると、建物は老朽化し耐震性も損なわれ、地震のときに倒壊・損傷が起きやすくなります。

したがって、木造住宅の耐震性を維持していくには、雨漏り、結露、シロアリによる被害を防ぐことが欠かせません。そこで、そのために必要なメンテナンスと点検ポイントについて知っておきましょう。

基本になる屋根と外壁の定期メンテナンス

雨漏りや結露が進むと、柱やはりなどの構造や土台の腐食につながりますし、家の中にシロアリの好む湿度の高い環境をつくり出してしまいます。なので、雨漏りと結露を防ぐために建物の防水性を維持することが何よりも大切になります。まず雨漏りを防ぐための基本になるのが、外装(屋根と外壁)の定期メンテナンスです。

製品や塗料のグレードにより外装メンテナンスの時期は異なりますが、住宅向けの一般的な屋根材や外壁材は、おおよそ10年に1度が塗装の塗り替え時期目安です。 こうしたメンテナンスの時期には、屋根材のズレや破損、外壁のひび割れなどがないかも一緒に点検し、必要に応じて補修をしておきましょう。 また、シーリングの打ち換えが必要になるのもこの時期です。サイディングの継ぎ目やサッシまわりのシーリングに注意し、ひび割れていたり剥がれていたりしたら業者に相談しましょう。

結露の原因とチェックポイントは

雨漏りが原因になることもありますが、断熱や換気が十分でない場合も結露が発生します。結露があるとカビも発生しやすく、健康にもよくありません。結露が発生しやすい場所は、屋根裏や天井、北側の壁、収納や押し入れの中などです。こうした場所が濡れていたり、シミやカビがある場合は、外装に詳しい業者に点検を依頼し、対処法を相談しましょう。

シロアリ対策は予防と早期発見が肝心

シロアリの被害から住まいを守るためには、発生させないための予防が何よりも大切です。もし、シロアリが発生してしまった場合は、できるだけ被害を抑えるために早期発見が欠かせません。つまり、シロアリ対策は早ければ早いほど良いのです。次のポイントを参考に、わが家のチェックをしてみましょう。

・家の中やその周辺で羽アリを見かける
・新築から5年以上経つが、シロアリ予防をしたことがない
・柱や床下のすき間、木材の継ぎ目に土がたまっている
・軒や柱が下がった、建具の立て付けが悪くなった
・床を歩くときしむ、ゆるく感じる
・押し入れや収納の中がじめじめするようになった

このうち、1つでもあてはまる場合はシロアリが発生している恐れがあるので、専門業者への早めの相談をおすすめします。

住まいの耐震性を維持していくには、以上のような点検とメンテナンスがカギになりますが、いずれも専門的な知識と技術が必要になるので、必ず専門の業者に依頼するようにしてください。

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