外壁をツートンカラーにするなら、どんな色の組み合わせがおすすめ?

外壁塗装をする際にはカラー選びが重要になってきます。どのカラーを選ぼうか迷ったときには、思い切っておしゃれにツートンカラーにしてしまうのはいかがでしょうか。ここでは、ツートンカラーの外壁塗装についてご紹介していきます。

ツートンカラーにすると費用が上がる?

外壁をツートンカラーで仕上げると、ワンカラーで塗装する時よりも費用がかかると考えている方も多いのではないでしょうか。実際は、同じグレードの材料を使う場合には、外壁をツートンカラーで仕上げても、ワンカラーの時と費用はほとんど変わりません。基本的に塗装する面積と塗料のグレードで金額が決まるため、使用する染料の量や作業のプロセスそのものが変わらなければ、費用が多くかかることはありません。ただ、途中で違うカラーに変更をしたり、塗り直しをすると使用する塗料が新たに必要になり、さらに作業のプロセスも増えるため、費用がかかることになります 。

外壁をツートンカラーにする方法

ツートンカラーにする場合、大きく分けて3つの方法があります。

・垂直に色分けして塗装する方法
2階建ての住宅を垂直方向に分けて塗ると、縦の線が強調されて家全体がスッキリと見えるようになります。比較的同色で色分けをしてアクセントを付けます。

・水平方向に色分けをして塗装する方法
1階部分と2階部分を異なるカラーにするような方法です。例えば、明るめのカラーとダークなカラーを組み合わせると、外壁にメリハリが加わります。1階部分をダークに、2階部分を明るいカラーで仕上げた場合は、1階部分に重心がくるため、どっしりとした安定感のある仕上がりになるでしょう。

・凹凸のある部分だけベースカラーと異なるカラーにする方法も
ベランダなどの凹凸部分だけ別のカラーで仕上げます。コントラストの強いカラーを使うことでメリハリが生まれ、家に立体感が加わるというメリットが得られます。

外壁をツートンカラーにするときの色の選び方

ツートンカラーで外壁を仕上げる際には、相性のよいカラーを選びたいところ。例えば、次のような選び方があります。

・調和がとれた同系色でまとめる
同じトーンのカラーでまとめると、家全体の雰囲気が統一されます。カラー同士が違和感なく馴染めば、一部分だけ目立ってしまうということがなくなり、調和のとれた外壁に仕上げることが出来ます。例えば、ブラウンにホワイトを合わせてツートンカラーにする場合は、ブラウンと馴染みやすいやや黄色みを帯びたオフホワイトや薄いベージュを選ぶのが良い方法です。色味が同じ同系色は一種のグラデーション効果が得られるため、自然な仕上がりになります。

・彩度が同じくらいの色を選ぶ
カラーの彩度が大体同じだと、色分けした部分が不自然に目立つ心配がなくなります。薄いベージュとパステルイエローを組み合わせる場合、イエローの彩度が強すぎるとコントラストが強くなり過ぎてしまうことがあります。2つのカラーの境目を自然に見せるためにも、同じくらいの彩度のカラーを使うのが1つのコツになるでしょう。

・ベースカラーやアソートカラー、アクセントカラーを意識して選ぶ
外壁を複数のカラーで仕上げるときには、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーの3色を使うのが1つの方法と考えられています。この方法をとる場合、外壁のベースになるベースカラーを約70パーセント、アソートカラーを約25パーセントの割合で使用します。アクセントカラーは、部分的にあしらうカラーであり、割合は約5パーセント。それぞれ相性のよいカラーを選ぶのが、ポイントになってきます。

・景観になじみやすいカラーを選ぶ
近隣の景観も、カラーを選ぶ時に少し意識しておきたい要素です。落ち着いた雰囲気の住宅が多いエリアでは、原色のカラーを避けるなどの工夫も大切になってくるでしょう。

おすすめの色の組み合わせ例

ツートンカラーでおすすめなのが、例えばアイボリーとライトグレーの組み合わせです。これらのカラーで仕上げた場合、ソフトで上品な印象を出すことが出来ます。彩度を同じトーンに合わせれば、違和感のない組み合わせになるでしょう。
少しメリハリのあるツートンカラーを希望するときには、クリームと藍色の組み合わせもおすすめです。黄色みを帯びたクリーム色とブルー系の藍色は補色関係にあり、元々相性のよいカラーです。この組み合わせは、爽やかでありながらも、柔らかい雰囲気の家に仕上がる可能性があります。
また、ホワイトとブラウンも失敗が少ない組み合わせ。レンガや木を彷彿させるブラウンにホワイトを合わせると、ナチュラルな印象の家に仕上がります。適度なメリハリが生まれ、活気のある雰囲気が出るのもメリットと言えるでしょう。

外壁塗装を行う業者は、塗装するカラーのシミュレーションサービスを行っている場合があります。事前にカラーバランスを確認するのに役立ちます。試し塗りやサンプルを見せてもらうといった方法も取り入れて、ベストなカラーを選択していきましょう。

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