外壁塗装で起こる可能性のある近所トラブルとは

家を建てる時やリフォームの時に行う外壁塗装工事ですが、近所に配慮をしないとトラブルになることがあります。この記事では外壁塗装で起こる可能性のあるトラブルについてと、リスクを軽減するための方法を紹介します。

外壁塗装をすることで起こる可能性のある近所トラブルとは

外壁塗装をする際は外に足場を組み立てて行うことがほとんどです。その足場の組立や解体にはどうしても騒音がつきものです。また、業者の出入りや使用する高圧洗浄機の音も騒音として迷惑をかけてしまう 可能性があります。
騒音以外では臭いによるトラブルもあります。ペンキなどの外壁塗装用塗料は有機溶剤としてシンナーを用いていることが多く、独特の臭いがしてしまいます。またシンナーは人によっては健康被害が出ることもあり、トラブルになりやすいです。その他、塗料や水などが近所の家に飛散してしまい、塗装業者の車が路上に駐車していて近隣の居住者の邪魔になってしまい、トラブルになるということもあります。

外壁塗装による近所トラブルを防ぐには

まず、塗装工事を始める前に必ず挨拶回りをしておくことをおすすめします。ほとんどの塗装業者が工事前日には近所への挨拶回りを行ってくれますが、施工主自ら挨拶をした方がさらに印象はよいでしょう。その際に伝えておかなくてはならないのは、施工開始日と施工終了予定日、加えて施工する時間です。日程の見積もりは業者が出してくれますが、場合によっては長引くこともあります。その際は長引くことが分かった時点で再度挨拶に出向き、何か迷惑していることがないかを尋ねると印象はよくなります。もちろん工事が終わった後に挨拶をしておくと、次回塗装をすることがあった際に役立ちます。

近所の方に挨拶するタイミング

直前に言われても対応ができない、仕事などで不在ということがあるので、施工開始1週間前までには告知をしておくとよいでしょう。また、工期はもちろん簡単な内容を伝えておくと近所の人も安心します。業者によっては施工開始前の挨拶に付き添ってくれるところもあります。その際は詳しい説明は業者にお願いし、施工主は迷惑をかけることについて挨拶をしておきましょう。

また、足場設置や高圧洗浄の実施など、大きい騒音が出るタイミングではその直前にもお知らせしておくと良いでしょう。工事が完了したら感謝の挨拶回りをするとさらに印象が良くなります。

挨拶をする際に持っていったほうが良いもの

挨拶回りをする際に何か粗品などを配る方もいるでしょうが、何を送ればいいか悩むところです。あまり高価なものを渡されてもかえって迷惑となってしまうことがあるため、500円から1000円程度の日用品、例えばお菓子やタオル、洗剤などが好まれるようです。
粗品を贈る際には挨拶状もつけておくとよいでしょう。文書でのやり取りは、後々のトラブルを避けるのにも重要です。工期や時間、連絡先などの情報をつけておくとよいでしょう。

どの範囲まで挨拶をするべき?

さらに悩むのはどの範囲まで挨拶をするのかということでしょう。
一般的には両隣、向こう3軒、裏3軒と言われています。自宅が通りに面しているのであれば周囲8軒に挨拶回りをしておきましょう。もちろん、住宅が密集している地域ではもっと範囲が増えることもありますし、逆にほとんど家が建っておらず周囲に迷惑をかけないのであれば少なくても構いません。
住宅が袋小路になっている場合、通りに面した住宅に比べて車でのトラブルが起こりやすいので、自宅のある袋小路に面している家には全て挨拶回りをしておく方が無難と言えます。

外壁塗装には様々な理由から近所トラブルが起こりがちです。しかし、施工主の挨拶で避けることのできるトラブルも多いです。外壁塗装をすることが決まり、工期の見積もりが出たらなるべく早いタイミングで、遅くても着工1週間前までには近所に挨拶をしておきましょう。その際、粗品などを持っていき、挨拶状も添えておくとよりよいです。塗装業者と相談し、トラブルの原因となるものが避けられるのであればなるべく避けるようにしましょう。そして、万が一トラブルが起こったときはまず謝罪をし、解決策を伝えることで事を荒立てずにすむことがほとんどです。しっかりと対応して近所との関係が悪化しないように努めましょう。

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